英雄伝説２ではイセルハーサとウォンリークにはスライムがいるがラヌーラにはスライムはいない。
ではソルディスとモレストンではどうだったのだろうか。
さらにラヌーラではなぜスライムがいなかったのだろうか。

それは気候というものが原因にあるのではないか。

まず、スライムの分布を考えてみよう。
ラヌーラ、ソルディスはほぼ同じ緯度である。
さらにウォンリークの南部もそれに近い。
ウォンリークの南部には赤スライムしかいない。
（北から南へ向かい徐々にヨークスライムが減り赤スライムが増えていく。）

スライムというモンスターは乾燥と暑さに弱い。
赤道がエメのそば（やや南）を横切っていると考えると、ソルディス、ラヌーラ、ウォンリーク南部が気候が暑くなる。
そのことを考慮に入れると、ラヌーラ、ソルディスは暑いためスライムがいなかったのではないだろうか。
さらにウォンリーク南部も赤スライムしかいないのは、赤スライムがフラムから生まれたスライムであるため普通のスライムよりも暑さに強いからだと思われる。 赤スライムは比較的最近になって現れた変種であることと、ラヌーラへ入るチェックが厳しいため、赤スライムがラヌーラへ侵入できなかったと思われる。
そのためラヌーラ以西のソルディスにも赤スライムはいない。

気候を考えれば、モレストンにもスライムはいたと考えられる。
ジャグリははっきりしない。・・・がかなりジャグリは寒いと思われるのでスライムはいなかったかもしれない。

（上図）イセルハーサの地図と赤道予想ライン

追記(2010/11/29)
カイポクさんからの情報で分かったのですが、
序章、ボアード海運でスライムはファーレーンとウォンリークにしかいないというセリフがあります。
というわけでスライムはファーレーンとウォンリークのみ分布ということで問題なさそうです。
SFC版ではオープニングでモレストンにいるドレイクたちがモンスターを見たのは20年ぶりといっているそうなのですが、
これも盗賊をしている時に、ファーレーンやウォンリークへ行ったことがあるという結論になりました。