ファーゲスタを滅ぼしかけたアグニージャ。
しかし、そのアグニージャはセリオスら4人に倒された。
しかしそれではあまりに弱くないだろうか?アグニージャはファーゲスタを滅ぼしかけたときほど強くないのではないか。
実際、そのことはアグニージャたちもわかっていたような気がする。
当時よりも滅ぼすのはたやすいことである。
それにもかかわらず、ギルモアの星や涙、虹を集めており、
アグニージャも兵器に頼らず破壊することに自信が無かったのだろう。
しかしこれはなぜだろうか?復活して力が復活していなかったのだろうか。
そもそも、復活したというのはどういうことだろうか。
アグニージャは1度死んでしまったのだろうか。
「世界はまた私を必要としてしまった。」
ともいっている。これはどう解釈したらよいのだろうか。
アグニージャが復活したというのは迷信で古代からずっと生き続けてきたと考えるのはおかしい。 石を今頃になって集めているからだ。
アグニージャに死や老といったものは存在しないのではないだろうか。
つまり、アグニージャはずっと世界に“存在”してはいるが、世界が危機にさらされたときそれが“実体”となって現れるのである。
言い換えればアグニージャは具現化可能な、世界(自然?)の“意思”のようなものである。
そうして、世界(自然)の危機になると、具現化し秩序を保とうとするのである。
ではなぜアグニージャは弱かったのか。おそらくまだ絶望と呼べるほど自然が乱れていなかったからではないだろうか。 アグニージャの強さは自然の危機の度合いに相関関係があり、かつてファーゲスタが地上にあったころのほうが 自然の破壊がひどかったため、アグニージャが驚異的な強さになったではないだろうか。