ドラゴンスレイヤー英雄伝説2の呪文と呪文能力、運の関係(不完全版)


本当は最初に運を固定して調べて、その後、運を動かして調べるのが効率がいいんだけど、
まぁ一応最初になんとなく調べた通りに書いています。


Sを呪文能力値、Lを運のよさとする。
実は呪文で現れるダメージはとびとびの値をとる。
まずはじめにS=2307, L=99でハイ・ドールと戦ってみると現れるダメージ値は下のもので全てとなった。

968,961,954,948,941,934,927,920,913,906,899,892,885,878,871,865,858,851,844,837,830,823,816,
809,802,795,788,781,775,768,761,754,747,740,733,726,719,712,705,698,692,685,678,671,664,657,
650,643,636,629,622,615,608,602,595,588,581,574,567,560,553

よく見ると値の間隔が6か7となっている。
また出てくる値の個数は61個で、最大値と最小値の差は415となる。

次にS=2407,L=74でハイ・ドールと戦ってみると次のようになった。

902,895,888,880,873,866,859,851,844,837,830,823,815,808,801,794,786,779,772,765,758,750,743,736,729,722,714,
707,693,685,678,671,664,657,649,642,635,628,620,613,606,599,592,584,577

これも値の間隔が7か8となっている。
また出てくる値の個数は46個で、最大値と最小値の差は325となる。

ここで気がつくのは出てくる値の個数から1を引いたものが運のよさに比例しているのではないかということだ。
1を引いているのはおそらく1つの値があるのは決まっていて、そこに運のよさでボーナスポイントのように値が加わっているだろうと踏んだからだ。
74/99はおよそ75/100であり、およそ3/4となるのだが、出てくる個数から1を引いたものの比を考えると45/60で3/4となる。
また最小値の値も呪文能力に比例しているのではないかと予想できる。
実際、553/2307=0.2397…、577/2407=0.2397…となっていてどちらもおよそ0.24となる。
つまりハイ・ドールにブラムナで与えるダメージの最小値は呪文能力のおよそ0.24倍となっていると予想できる。

そこで念のためS=1585,L=90,ハイ・ドールの場合をやってみると、次のようになる

641,636,631,627,622,617,612,608,603,598,593,589,584,579,574,570,565,560,555,551,546,541,536,532,527,522,517,
513,508,503,498,494,489,484,479,475,470,465,460,456,451,446,441,437,432,427,422,418,413,408,403,399,394,389,384,380

出てくる値の個数は56個で、最小値は380となっている。
380/1585=0.2397…であり、この場合も最小値は呪文能力のおよそ0.24倍となっている。 また個数から1を引いた55を考えると、55/60=11/12は90/99=10/11に近い。
11/12と10/11が近いかどうかは微妙なところだけど、10/11は55/60と54/60の間にあって54/60=9/10を考えると、11/12のほうが10/11に近い ことから近いといえる。

次に相手の運がどう関わってくるのかを確かめるためグロルに対してブラムナで試してみる。
S=1581,L=41でグロルにブラムナをぶつけてみた結果が下。

554,549,545,540,535,530,526,521,516,511,507,502,497,492,488,483,478,474,469,464,459,455,450,445,440,436,431,426,421,
417,412,407,402,398,393,388,383,379

次にS=1581,L=41のままでグロルが潮をまねいたとき(運+11)のブラムナによるダメージ。

507,502,497,488,483,478,474,469,464,459,455,450,445,440,436,431,426,421,417,412,407,402,398,393,388,383,379

これを見ると、最小値や他の値も同じであり、個数のみが変わっている。
つまりブラムナによるダメージの値の個数は味方と敵の運のよさで決まると予想できる。
また個数-1を比較してみると26/37になっている。
登場する時期からしておそらくグロルの初期の運のよさは30弱くらいと思われたのと、
26と37の差がちょうど11になっていたこともあって気がついたことだが
グロルの運が26近くで26から37に増えると個数が26/37になるというのは
個数と敵の運のよさが反比例しているんじゃないかと予想できる。
つまり敵の運のよさをL'とすると個数はL/L'に比例すると予想した。

またS=1581,L=66,グロルの場合は次のようになる。

663,658,654,649,644,639,635,630,625,620,616,611,606,601,597,592,583,578,573,568,564,559,
554,549,545,540,535,530,526,521,516,511,507,502,497,492,488,483,478,474,469,464,459,455,450,445,440,436,431,426,421,
417,412,407,402,398,393,388,383,379

これも上のものと出てくる値は同じで個数のみが違う。

S=1581,L=66,グロル(潮,運+11)の場合も調べて書いておいたデータが紛失してしまったんだけど
個数とか最小値とかそういったデータは別に記録していたので書いておくと、
最小値が379,個数が46個,最大値と最小値の差が213となった。

呪文能力 運のよさ 最小効果量 最大値と最小値の差 個数 敵の運上昇
ハイ・ドール24077457732546
ハイ・ドール23079955341561
ハイ・ドール15859038026156
グロル15814137917538
グロル15814137912827+11
グロル15816637928459
グロル15816637921346+11
くぐつ戦士15814137916135
バイオレッド40633729210931

いったんグロルや、ハイ・ドールのみを考えることにする。 Xを実数とするとき、Rnd(X)をX以下の自然数(ここでは0を含める)から無作為に取り出した整数とする。
またAをダメージの最大値と最小値の差、#A=ダメージの個数-1とする。
ダメージ量をD、最小ダメージをMinDとすると、Tを実数として
D = MinD + T * Rnd(#A)
となる。
MinD = 0.24 * Sとなるのは上で調べた通り。
最大と最小の差は運によって出てくる個数が変わってくるので
不規則にみえるけど、増え方は一定なので、個数が100のときを計算できて、大体呪文能力の0.3倍になる。
つまりT = (S * 0.3)/100となる。
また、Cを実数として#A = C * L/L' となる。
ただCの値はグロルの正確な運のよさが分からないので特定しにくい。
グロルの運のよさは28か29あたりだとおもうんだけど、保留しておきます。
一応、調べる方法は考えてあるんだけど、結構大変なので、ちゃんと調べるかは不明。
正確に調べたわけではないけど、一応いっておくと大体Cは18あたりになると思われる。

上のことをまとめると、
D = 0.24 * S + S * 0.3 * Rnd(#A)/100 =
となる。
または
D = 0.03 * S * (8 + Rnd(#A)/10)
#A = C * L/L'

とも書ける。

バイオレッドの場合はグロルの場合の0.3倍くらいになっている。
D = 0.3 * 0.24 * S + S * 0.3 * Rnd(#A)/100
となる。
おそらくは属性というか、効きやすさがあって、それによって数値が定数倍される。
属性による値をμとすると、
D = μ * ( 0.24 * S + S * 0.3 * Rnd(#A)/100)
#A = C * L/L'

と表される。
または0.03もμに含めてしまって、
D = μ * S * (8 + Rnd(#A)/10)
#A = C * L/L'
と書くこともできる。
μの値(属性値)が何通り存在するのかはまだ調べてないので分かりません。
また他の呪文も調べていないので、それはいずれ調べます。


戻る