イセルハーサの王国2


前回言い忘れていたことの補完。

前回イセルハーサの3つの王国について語ったが、この3という数字が今回の考察のキーワードになる。
ファーゲスタの地方も3つに分かれていたのだ。
しかも各地方の塔に対応する竜の卵と王国の位置がほぼ対応している。 対応を書くと次のようになる。

イセルハーサの王国とファーゲスタの地方の対応表
イセルハーサの王国ファーゲスタの地方宝石
ファーレーンウイルギルモアの涙
ラヌーラキュべラギルモアの星
ソルディスイシュタギルモアの虹
 

イセルハーサの国の数は5つであり、マスターの人数が5人であることから5という数字も共通しているが、
これは偶然の一致であろう。
王国以外は比較的後に出来た国(特にモレストン)と思われるからだ。
しかし、上の3という数字の一致に関してはかなり繋がりがあるので、関係がある可能性が高い。


ここからは完全に妄想になる。
各王国が3つの宝石を持っていた理由はなんだったのだろうか。
1つはアグニージャの復活に備えるため。
または石の存在を王国の権威の正当性を保障するものにしたから。
・・などが考えられる。
後者の場合の妄想の話を書けば、過去にアグニージャと戦った戦士が3人ほどおり(ギルモア関連の武器を使用。2つは光の剣)、
その子孫が王朝を立てたとしたらそうなる。
その戦士達は各ファーゲスタ地方の代表だったかもしれない。
またギルモアの宝石は非常に強力なため1人の人間が管理するのは危険であると判断して
3つに分散させたのかもしれない。もしくはもともと地底の地方が3つに分けて管理していた可能性もある。
王政国家のファーゲスタで王国を立てるくらいなので、戦士たちはファーゲスタの皇族がだったのかもしれないとも考えられるが、
それほどの要人なら冷凍睡眠についているはずなので、微妙なところである。
少なくともマスターたちはアグニージャがどうなったのかを知らなかったので、
これらことは地底の多くに人々が冷凍睡眠についた後であるからだ。
また アグニージャはセリオスたちと戦った時に人間を滅ぼさなかったことを後悔していたが
これはどう考えるべきだろうか。
アグニージャが適度なところで戦いを止めたのか、それとも戦士達の抵抗が激しく諦めたのだろうか。
もしかしたらセリオスたちのように倒した可能性もあるが当時のアグニージャの強さからするとそれは微妙かもしれない。

このあたりの歴史はヒストラのマスターも把握できていない部分で、イセルハーサ史でもっとも謎が多い部分だと思われる。


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